ゆるSEの日常

介護士から社内SEとして勤務する、30代社会人の日常

介護資格取得のススメ

 

介護職で働くなら、資格を取得しましょう

 

 

そもそも福祉・医療業界は

資格取得をすることで得られる大きなメリットがあります!

認知症の人への対応と介護のポイント|症状を悪化させないために | 知っておきたい介護の知識

 

例えば、あなたが従業員を採用する人事の立場であるとして

面接の際に二人の求職者の中から一人を選ぶとしましょう。

 

二人とも同じスキルや経験をもった人物だという前提で、

資格をもった方と何も資格がない人物、

どちらを選びますか?

 

当然ながら、ほとんどの人は前者と答えたかと思います。

実は、確かに文面から読み取れる情報は限られていましたが

「その人の人柄は検討しないの?」という疑問に思わなかったその時点で

人は有資格者と無資格者との乖離を肌感覚で感じているのです。

 

それなら、資格をとったほうが圧倒的にお得だと思うのです。

 

とるべき資格としては、

  1. 介護職員初任者研修
  2. 介護職員実務者研修
  3. 介護福祉士

があげられます。

 

番号が大きくなるほど

採用担当者からの反応がよい資格なのですが、

取得難易度が上がります。

 

なぜなら、介護福祉士の資格は福祉系の学校や養成所で学ぶルートをとっていることが

現場で三年の実務経験を積むことが資格を受験するための資格となり、

そこから更に勉強をして受かるための資格勉強をしなければなりません。

更に、2の介護職員実務者研修の資格を取得していることも

介護福祉士の受験資格の要件には含まれています。

 

 

それでいながら、

  • 介護職員初任者研修
  • 介護職員実務者研修

は経験者でなくても資格取得が可能ですので、比較的に敷居が低いかと思います。

こちらは名称からみても分かる通り、一定の研修を受けることで

資格取得ができる形になります。

もちろん、研修場内での簡単なテストはありますが、

逆に言えば国家資格の介護福祉士のような難しい試験勉強をする期間や労力も必要ありません。

 

 

続いて、資格取得のメリットについてお話ししていきます。

先ほど、あなたが採用をする立場なら有資格者と無資格者のどちらを採用しますか?

というお話をしました。

 

そう、

 

・第一のメリットとしては、介護職への採用に圧倒的に有利になることです。

資格取得さえしていれば、

もしあなたが介護職として生き抜くという強い気持ちを持てたなら

あなたが今後一切、職に困ることはありません。

 

介護の現場自体に人手が足りないといった意見もありますが、

先ほどの例のように求職者が限られている中から採用者が選ばなくてはならないパターンや、そもそもいくら需要があるといえども、人気の施設などは福祉系大学や福祉系専門学校出身者の求職者が落とされるほど施設に必要な人員が確保されているケースも多いため、見向きもされない可能性も相応にあるのです。

 

更に、現在はコロナの影響もありますから(執筆時点:6/12)

全産業への就職は相当困難になっています。

その中で現在も需要の大きな福祉や医療職への求人率が以前よりも格段に上がることも懸念されるでしょう。

タイミングによっては一つの事業所で求職者が一気に集まるかもしれません。

 

もしあなたが未経験者の場合、介護職員初任者研修を取得することが資格取得者として

現場で働く場合の第一歩としてはおすすめです。

色々なカリキュラムがありますが、働きながら講師とスケジュールを組み、

2〜3ヶ月程度で資格取得することが可能だからです。

コロナが原因で他業界での転職を考えるほとんどの方が無資格者だと思う為、

資格をひとつ持っているだけであなたは大きく評価されるでしょう。

 

・第二のメリットとしては、専門的知識が身に付くことがあげられます。

介護の仕事は、人が人を助ける責任重大な仕事です。

そのため、常に利用者様の衣食住の視点に立ち、安全を確保していく行動や、話し合いを絶えずしていく業務に携わっていきます。

 

そんな時、一定の知識量や現場の経験がないとその話し合いに参加することさえできませんし、利用者様の生活を支えることは不可能に近いと言えます。

 

「介護するだけでしょ?」って容易に介護職について想像している方もいらっしゃいますが

現場の介護職員は専門的な知識をもとに動いているのです。

でなければ医者から助言を聞いて生活のプランニングをしていく必要性や

看護師さんがいる必要もありませんよね。

 

これは先ほど話した上位資格の勉強をすればするほど

介護の専門的な知識を学べますので、もし介護福祉士に受かる自信がなくとも

実践のための勉強だと割り切って学習されることも相応有益かと思います。

 

その知識を勉強してこなかった為に一人の利用者を救えなかった・・

という事態にもなりかねないので

介護の勉強をしてこなかったが為に一生物のトラウマになることだけは避けたいものです。

(それも一つの現場経験といえばそれまでですが)

 

・3つ目のメリットは、お給料が大幅にUPすることです。

これは誰が読んでもおいしく感じますよね!!

介護福祉士の資格を取得すると、無資格者と比較して

月々3〜5万円給与がUPします。

月に4万円上がるとすると年収48万円も差がつくことになりますね。

更に、介護福祉士を筆頭とする資格を取得していることで、専門的知識を持った人材として認められやすくなる為、現場での評価も高まり、順調にキャリアが上がっていくことも期待できます。そのキャリアで更にお給料が上がるという好循環が想定できます。

 

 

 

繰り返しになりますが、介護職員初任者研修と介護職員実務者研修はどのキャリアからも受けられるので、もし何も資格取得していなければそこから学んでいくことがおすすめです。

(ちなみにこの両資格の内容が、介護福祉士を受験する分野とぴったり重なっています)

介護福祉士になる為のルートを確認するにはこちらはご覧ください。

www.acpa-main.org

 

本日も記事をお読みいただきありがとうございました!

皆様が介護職に就職し、

より充実した生き方ができますように!